遠征10日目「エベレストベースキャンプへ!」

2018年5月4日

出発地:ロブジェ(4930m)
到着地:ゴラクシェブ(5100m)
獲得標高:エベレストBC 5300m
所要時間:6時間40分(休憩込)

10日目、隊員3名はゴラクシェブへ向かいます。天気は快晴で眺望抜群!ロブジェ・イーストも見えました。問題のデンジャラスクレバスを確認し、ピークもロックオン!そして、ずっと見ることができなかったエベレストと対面です。

予定通りゴラクシェブに入ったところで、隊長と電話で話すことができました。体調が回復し、本日はペルジェまで標高を上げ、問題なければ、明日3名と同時にBC入りできるそう。一安心です。

宿泊するゴラクシェブに荷物を置いて、高所順応のためエベレストBCへ向かいます。ゴラクシェブからエベレストBCは、極寒の中のトレッキング。登り降りも多く、疲れ果ててしまいましたが、ここがあのエベレストBCか!と、みな笑顔です。

ゴラクシェブに戻ると、3人に高山病症状としての軽い頭痛が出てしまいました。しかし、明日はロブジェBCまで標高を下げることができます。元気な隊長と会えるのを楽しみに、こちらも回復につとめたいと思います。

BC入りすると、ネット環境がなくなるため、次回の報告はBC撤収後になるかもしれません。良い報告をお待ちください。皆さんの期待に答えるべく頑張ります!

遠征10日目

ロブジェ・イースト本峰までの稜線

遠征10日目

右:ヌプツェ 左:エベレスト

遠征10日目

エベレストBCに喜ぶ3名

遠征9日目「ディンボチェ~ロブジェ」

2018年5月3日

出発地:ディンボチェ(4300m)
到着地:ロブジェ(4930m)
所要時間:6時間20分(休憩込)

9日目、 隊長の回復が見られないため、1つ手前の街パンボチェまで標高を下げてもらうことになりました。1日下の街でステイして回復するようなら儲けもの。ダメならさらにナムチェまで下りる必要がありますが、兎に角、全回復してBCに戻って来てくださいと送り出しました。時間的余裕は十分あります。

先へ進む隊員3名の内、佐久間隊員に発熱がありましたが、歩いているうちに回復したようで一安心です。

ロブジェのロッジで情報収集したところ、ロブジェ・イーストは、最近クレバスが大きくなってから何処の隊も登れていないとのこと。4月に2隊クレバスに挑戦したものの、どちらも攻略できずに下山したそうです。そして1日前にもイーストのクレバスに挑戦する隊が出発したそうです。
現在のロブジェ・イーストのクレバスの状態はかなり厳しいようですが、隊員4名揃って登頂すべく、残りの日程も全力を傾けたいと思っています。応援よろしくお願いします!

遠征9日目 遠征9日目

遠征8日目「停滞日(高所順応)」

2018年5月2日

宿泊地:ディンボチェ(4300m)
高所順応:獲得標高 5000m

8日目、隊長の症状は消えないものの、SPO2(動脈血酸素飽和度)は改善したため、安静にして様子を見ます。

他の隊員3名は予定通りロッジ裏の山で高所順応。標高差700mを一気に登りつめられる裏山は、次の宿泊地ロブジェの標高を上回ることができます。この日の天気は快晴で、マカルー、アイランドピーク、タブチェ、トブチェ、アマダブラムと、数々の山を拝むことができました。

そして今回の目的地ロブジェ・イーストとようやく御対面!よくよく読図をして、シェルパと目的のピークの位置やルートの確認をしました。

安静にしていた隊長は回復が見られず、風邪がぶり返しているよう。最終判断は明日ですが、標高は下げなくともステイとなり、別行動になりそうです。
しかし、仮に1日下りても他隊員とロブジェベースキャンプ(BC)に入るのは同じ日です。回復に2日かかっても他隊員がBCで停滞している時ですし、3日かかっても他隊員がハイキャンプ(HC)へルートメイクしている日にBCに入れます。
最終目的は4人でロブジェ・イースト本峰に登ること。そして、ただ登るだけではダメ。4人で楽しく登った記憶を持ち帰らなければいけません。今の段階なら余裕で全回復してBCに戻ってこれます。最終判断は明日、隊長自身が決めます。

遠征8日目 遠征8日目

アマダブラム

遠征8日目

マカルー

遠征8日目

ロブジェ・イーストと対面

遠征7日目「タンボチェ~ディンボチェ」

2018年5月1日

出発地:タンボチェ(3840m)
到着地:ディンボチェ(4300m)
所要時間:7時間10分(休憩込)

7日目、朝から雪。積雪もあり、風邪気味の隊長にとっては辛い天候となりました。熱、頭痛、食欲不振といった症状がありますが、皆でよく話し合い、この日も予定通り行動することにしました。次の町では1日停滞日を設けているため柔軟に対応できるからです。

他のメンバーは体調も良く、歩き始めると雪は何処へやら。青空が広がります。天気の変わり身の早さと、目の前に鎮座するアマダブラムに救われ、隊長と、付き添いの久我隊員も30分程の遅れでディンボチェに入ることができました。

明日は1日高所順応を兼ねて停滞です。隊長以外の隊員3名は、ロッジ裏の山で高所順応に励みます。標高差700mを一気に登りつめるキツイ行程です。頑張れ!!ロブジェ登山隊!!

遠征7日目

タンボチェ出発の朝

遠征7日目 遠征7日目

アマダブラム

遠征6日目「ナムチェ~タンボチェ」

2018年4月30日

出発地:ナムチェ(3440m)
到着地:タンボチェ(3840m)
所要時間:5時間55分(休憩込)

6日目、少しずつ疲れが出てきたのか、隊長が風邪気味。食欲はあるものの、薬を処方してもらい、ゆっくりと歩みを進めます。

ナムチェからダンボチェは、100m登って200m下り、また500m登り返すという獲得標高差のあるルートです。足取りの重い隊長も、15分ほどの遅れで無事タンボチェに入ることができました。

ダンボチェ到着と同時に雨が降り出し、室内でも驚くほど寒いです。佐久間隊員、笹沼隊員も少し喉の痛みがあるとのこと。ロブジェ登山までにしっかり体調を整えていきたいと思います。

遠征6日目 遠征6日目 遠征6日目

遠征5日目「停滞日(高所順応)」

2018年4月29日

宿泊地:ナムチェ(3440m)

昨日標高を800m上げたこともあり、5日目はナムチェに停滞。高所順応日とします。ナムチェの標高は富士山8合5尺と同じ高さです。

高所順応のため、ホテル・エベレスト・ビューまで足を延ばしました。3880mに位置するこのホテルは、次に向かう街より高い場所に位置しています。
ホテルからの眺望は素晴らしく、こんなに幸せな高所順応があっていいのかと、目を丸くするばかりでした。

午後は、シェルパカルチャーミュージアムとシェルパのドキュメンタリー映画を見て、勉強の時間としました。シェルパがいないとできない登山とはなんなのだろう…と、考える切っ掛けになったと久我隊員。体にも心にも良い停滞日になったようです。

遠征5日目

ナムチェの朝 左:タムセルク、右:クスムカングル

遠征5日目

高所順応中 ナムチェの街を見下ろす

遠征5日目

高所順応中 コングデ

遠征5日目

ホテル・エベレスト・ビュー

遠征5日目

ホテル・エベレスト・ビュー テラスからの眺め

遠征4日目「ナムチェ到着」

2018年4月28日

出発地:パクディン(2640m)
到着地:ナムチェ(3440m)
所要時間:6時間40分(休憩込)

4日目からバイタルチェック開始。トレッキング中の一挙手一投足が登山につながります。朝8時に出発し、この日はヒマラヤ登山の拠点、別名「シェルパの里」と呼ばれるナムチェまで標高差800mの急登をつめました。

到着したナムチェの素晴らしい街並みに、メンバー一同感動。疲れも吹っ飛んだようです。ネット環境が悪く、荒い動画ですが雰囲気だけでも感じて頂ければと思います。

ナムチェの標高は3440m。富士山の八合五尺くらいの標高です。ここからが高所順応との戦いです。明日はナムチェに停滞し、少しずつ高所に順応していきたいと思います。

遠征4日目 遠征4日目 遠征4日目 遠征4日目

遠征3日目「トレッキング開始」

2018年4月27日

朝4時30分にホテルを出て空港へ向かい、予定通り朝一のフライトでルクラに到着しました。いよいよルクラからはベースキャンプ(BC)に向けてトレッキング開始です!

フライトで一気に標高を上げているため、様子を見ながら歩きます。計画通りパクディンに到着。隊員全員、体調万全、食欲も旺盛です。

明日はナムチェバザールまで800mほど標高を上げます。隊員は、憧れのエベレスト街道を満喫しているようです。

遠征3日目 遠征3日目

遠征2日目「打ち合わせ&準備」

2018年4月26日

2日目は早速エージェントとの打ち合わせです。リードシェルパは栃木県がいつもお世話になっているチェダさん。強く頼れるシェルパです。

しかし、そんなチェダさんですらロブジェ・イースト“本峰”の位置を明確に捉えていませんでした。チェダさんが「最近ロブジェ・イーストに登ってきた」と言って見せてくれた写真には“二峰”が写っていたのです。今回の遠征で登山隊が目指しているのはその先の“本峰”です。

チェダさん曰く「このピーク(二峰)の先にはデンジャラスなクレバスがあって、とても行けない。ここが行き止まりだ。この先は危険でもう何年もどんな登山隊も進んでいない。」

…しかし、今回はそのクレバスを越えに来たのです。懸垂下降してクレバスに下り、メインピークに向けてクライミングする覚悟もあります。
「現場で危険と判断したら私達も諦める。ただし、危険でなく困難であるだけなら困難の量が多くとも私達は行く。」隊員たちは、そんな熱い想いを伝えました。

ロブジェ・イーストのメインピーク問題はややこしく、2000年前後にはジャンクション・ピーク(JP)がロブジェ・イーストのピークとして機能していました。そのため多くの登山者はJPに登り「ロブジェ・イーストに登った」と言います。
さらに、JPの先に現れる二峰もメインピークではなく、本峰はまだ先にあります。現在のロブジェ・イーストにはニセピークが2つあるのです。
だからこそ今回の遠征は“本峰”登頂を目的としています。

こうして、これでもかというほど綿密に打ち合わせ、現地調達の装備類を求めにカトマンズ市内に繰り出しました。

明日は国内線でルクラに飛びます。隊の士気は高いようです。

遠征2日目 遠征2日目

遠征初日「カトマンズ入国」

2018年4月25日

成田空港より香港経由でカトマンズに到着。隊員久我は、創立65周年記念登山以来のカトマンズということもあり「また戻ってきたぞー!」と気合十分の様子です。
いつもお世話になっている現地エージェントのデニッシュさんと合流し、花の首飾りで歓迎を受けます。ダンネバート!今回もよろしくね!

カトマンズ到着 出発

※左より、デニッシュさん、石賀、笹沼、佐久間、久我
朝5:20に宇都宮を出発し、現地到着は21:50(日本時間25:05)。長時間の移動でしたが元気な様子の隊員たちです。

登山隊、本日(4月25日)出発です!

2018年4月25日

多くの仲間に支えてもらい、とうとう出発の日となりました。 登頂にはこだわらず、 メンバー全員が持てる力を発揮し、 ロブジェを思う存分楽しんできます。 皆さんが絶対行きたいと思うような土産話を持って帰ってきます。早朝にも関わらず、出発地、空港にお越しくださった皆さん、ありがとうございました!

出発 出発

第16回海外登山実行委員会(最終確認)

2018年4月22日

4月22日 登山隊が最後の確認で下野ボルダリングコンペの会場に集まりました。荷造りは終わってもまだやるべき事務的な雑務はかなりあります。シオリもまだ完成しておりません。出発は3日後の4月25日5時00分、宇都宮市文化会館集合です。間に合わせねば。

最終確認

低酸素トレーニング(ミウラドルフィンズ)

2018年4月21日

4月21日 ミウラドルフィンズに再度行ってきました。参加者は久我1名。登攀隊長として日本でやれるべきことはやっておこうという判断です。20㎏歩荷してのルームランナー。90分でも十分過ぎるほど疲れました。来ておいて良かった。心残りはありません。

低酸素トレーニング

第15回海外登山実行委員会(荷物計量・装備確認)

2018年4月15日

4月15日 15回目となる海外登山実行委員会で、隊員各自の装備すべてを持ち込んでポーターに預ける重量を確認し、なんとか見通しをたてることができました。トレッキング隊もほとんどの方が様子を見に来てくれ、差し入れも豪華で気が付けば楽しい雰囲気の中での打ち合わせとなりました。

第15回海外登山実行委員会

海外遠征登山隊&トレッキング隊壮行会

2018年4月14日

県岳連総会の後に海外遠征登山隊&トレッキング隊壮行会を開催していただきました。2年前から“海外登山研究会”“海外登山実行委員会”と名称を変えながら、多くの仲間や先達の力を借り、ようやくここまで辿り着くことができました。壇上に上がったのは4人ですが、多くの仲間の思いと共に山頂を目指すつもりです。皆様の応援、励みになりました。ありがとうございます!!

壮行会

海外高所テスト(ミウラドルフィンズ)

2018年4月7日

4月7日 石賀、久我、笹沼の3名で、渋谷にあるミウラドルフィンズへ高所登山テストを受けに行きました。標高4,200m想定の低酸素室で、安静、運動、仮眠をし、高山病の個人リスクを調べていただきました。それぞれの長所短所を事前に知ることができ良かったと思います。

海外高所テスト

第4回遠征訓練(磐梯山東壁)

2018年3月18日

3月18日 初めて登山隊全員(石賀、久我、喜内、佐久間、笹沼)参加の訓練を行うことができました。今回は磐梯山東壁をFIX構築しながら抜けるのが目的です。訓練はやりたかったことの50%しかできませんでしたが、無事5人で登頂することができました。

山岳会が違うと、人それぞれ身に付けている基本や哲学が違ってくるので、なにが正しいかすら曖昧というのが実情。やはりコミュニケーションが不可欠です。メンバー5人それぞれのルールを登山隊のルールへ。BC前までにすり合わせておくべき!と再確認した1日でした。

第4回訓練 第4回訓練 第4回訓練

海外登山技術交流会(冬季)兼第3回遠征訓練

2018年3月4日

3月4日 海外委員会主催の行事「海外登山技術交流会(冬季)」を、第3回遠征訓練の場としました。参加は、久我、喜内、佐久間の登山隊3名に、今春K2に再トライするグループ・ド・モネージュの片柳さん、行事に申し込んでくれた小山山岳会の横田さん、計5名での訓練となりました。

場所は西会津のマッターホルンと呼ばれている蒲生岳。その急斜面にFIXを構築していく訓練です。結果、登頂は2名に終わりましたが、狙ったFIX張りの訓練はしっかりとでき、3回目もなかなか充実した訓練となりました。

第3回訓練

第2回遠征訓練(茶臼岳)

2018年2月18日

2月18日 石賀、久我、笹沼の3名で第2回遠征訓練を行いました。荒天のため、当初予定していたバリエーションルートは諦め、茶臼岳のピストンに変更も、かなり厳しい条件下での山行となったため、各自装備の不足が明確になり、大変意義のある山行となりました。かなり厳しい条件下で山に入れたことも収穫でした。

第2回訓練

第1回遠征訓練(富士山高所順応)

2017年9月30日

9月30日~10月1日 県岳連70周年記念海外遠征をはじめとする海外登山を間近にひかえる有志一同で、富士山に高所順応に行ってきました。県岳連有志が集い、山岳会5団体とパーソナル会員1名を含めた計10名の大所帯。富士山がはじめてという方もおり気が抜けませんでしたが、皆夢を胸に秘めている方々!心配は杞憂に終わりました。

御来光を見ることができ、遠征登山に向けて幸先のよいスタートをきることができました。

第1回訓練 第1回訓練 第1回訓練

創立70周年記念事業ロブジェ・イースト登山隊

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